#130 隣町で過ごす、夏の休日

【福井尚子・高志】


夏真っ盛りのとある休日。入道雲を眺めていたら、どこかに出かけてみようかという気分に。

いつもはほぼ近所の峠公園と家の往復の我が家ですが、少し足を伸ばしてみることにしました。

目指すは隣町の大磯。

「ちょっと出かけて、美味しいものを食べて、夏を満喫したい」そんな時にぴったりな隣町です。駅から徒歩圏で楽しめる場所が多いのが、車のない我が家にも嬉しいところ。


まずは駅から徒歩5分のレストラン、グリル大磯で腹ごしらえ。

グリル大磯は最近シェフが戻ってきて営業再開したお店だとかで、実は行くのははじめて。小さいながらも本格的な洋食が食べられるお店です。(こちらのシェフは伝説のシェフだとかで、詳しくは湘南のおいしいものマガジン「海の近く」のウェブサイトをどうぞhttps://www.umichika.com/post/2020070401

メニューは3つ、ハンバーグとポークソテー、カレー。今回はハンバーグとポークソテーを選びました。


粗挽きのひき肉がジューシーなハンバーグと、ボリュームたっぷりなポークソテーでお腹も心も満たされます。付け合わせのにんじんのグラッセやマッシュポテトもおいしくて、1才の娘も夢中で食べていました。

グリル大磯から徒歩5分。「湘南発祥の地 碑」を眺めて観光気分を味わいながら歩くと、あっという間に海岸に到着です。

2020年の大磯海水浴場は開設されていないため遊泳禁止ではありますが、海辺では釣りをする人や散歩する家族がいました。

私たちも娘と砂浜を散歩したいな、なんて思っていたのですが、波の音にびっくりしたのか終始大泣き。歩くどころではありませんでした。

海に近づいた私と夫の足元は波にさらわれ、二人でドロドロになったスニーカーを引きずりながら、早々に海を後にすることに。そんなこんなでしたが、広い空とどこまでも続く水平線を眺めているだけで気持ちはリフレッシュされました。


なんだか甘いものが食べたいね、と向かった先は茶屋町cafe&deli。


古民家を改装した趣のあるこのカフェは、「大磯立ち飲み会議」(現在は新型コロナの影響で休止中)という大磯や二宮に集う人たちがやりたいことを持ち寄ってプレゼン&交流する会も開催されるなどする、西湘地域の一つの拠点にもなっています。


この日のお目当てはかき氷。


ブルーベリーヨーグルトのかき氷は、ブルーベリーがとてもフレッシュ!甘酸っぱさがそのまま生かされています。中にはブラマンジェが入っていて、2種類のデザートを楽しんでいる気持ちに。


こちらは別の日に食べたレモンミントのかき氷。こちらも爽やかで美味しかったです。


茶屋町cafeの2階は、子連れにもありがたい畳の部屋。まるでおばあちゃんの家に来たかのようにくつろげます。


海のない埼玉育ちの私にとって、子どもの頃海に行くというのは、ものすごい遠出だった覚えがあります。そのため、隣町へのお出かけですが、どこか遠くへ来たかのような気持ちになりました。

海を見てかき氷を食べて、夏を満喫できる。海町暮らしは、やっぱりいいなぁと感じた一日でした。

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