#97 二宮団地・写真さんぽ(その6)

【鈴木純・愛】

こんにちは。ベランダ通勤の鈴木です。

朝起きて「チュンチュン」という鳴き声が聞こえると、写真を撮りに行きたくなってウズウズしてきます。仕事の前にさんぽがてら、ひとっ撮りしてこれるのも団地暮らしの魅力です。

今日はどこまで行こうかな…なんて考えていたらさっそく、団地のフェンスにジョウビタキがいました。黒っぽい体にお腹のオレンジがアクセントになっていて綺麗。わりと普通にその辺で観ることのできる鳥です。

団地近くの林を抜けて、お隣の小田原市小竹を流れる中村川に来ました。川に行けば何かしら鳥はいるので、川があるとついつい「鳥いないかな?」と眺めてしまいます。ということでさっそくいました、ダイサギ。一般的には「シラサギ」ということでひとくくりにされてしまうんですが、シラサギという名前の鳥はいません。ちゃんとコサギ、チュウサギ、ダイサギ、と大きさに合わせて名前があるんですね。糞の被害とかで嫌われることも多いですが、僕はダイサギ、めちゃ好きです。シュッとしたシルエットが美しくてかっこいい。

こちらは民家にある木の枝にとまっていたカシラダカ。漢字で「頭高」と書くのですが、頭の冠羽が特徴的な小鳥です。驚くと高い枝に止まる、という特徴があるそうで、この写真を撮ったときは驚いている状態、ということですね。かなり遠くから撮影してはいたのですが、驚かしてごめんね…。

大根の畑には、シロハラがいました。色は地味ですが、黒目が大きくてかわいいですよね。大根の葉っぱを食べているのかな?と思いましたが、どうやら畑の中にいる虫を探していたようです。初めて観たのですが、レアなようで、これ以来まだみかけていません。

そろそろ帰ろうかな、と思って歩いていたとき、竹林のほうをみると何か違和感が。よーく目をこらしてみてみると、タカの一種、ノスリがとまっていました!遠くを飛んでいるところとか、鳴き声は聞いていたので、どこにいるのかなぁと思っていたのですが、ついにとまっているところを観ることができました。感動…!

もっと近くで観たい…!と近づくと、すぐに飛んでいってしまいました。猛禽類は体が大きくて強そうにみえるのですが、警戒心がとても強いんですよね。けど、ついに出会えたノスリ。ここにいたのか、とわかっただけでもよかったです。

またまた大満足の野鳥さんぽとなりました。そろそろ本格的な春、ウグイスの声も聞こえてきています。ウグイス撮りたいけど、なかなか姿を観るのは難しいんですよね。それでは、また!

2コメント

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  • 二宮団地

    2020.03.17 01:30

    @畑のジョウビタキ、いいですね! 今度、畑にも足を運んでみます。 鈴木
  • 2020.03.16 21:56

    畑でも耕運するとジョウビタキがすぐにやってきますよ。二宮はバードウォッチングにもいい場所ですよね。

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