#42 二宮の新鮮な材料で漬物を作る

【岸田 壮史】

こんにちは、暮らし方リノベーター、団地生活や体験ライターとして、ここ二宮の充実した食の話を何度か書かせていただいていますが、今回も二宮団地発の美味しい話。私は東京の自由が丘付近で暮らしていたことがあるのあるのですが、外を出れば美味しいお店がたくさんで、週末には必ずと言っていいいほど外食ばかり。それはそれで楽しいのだけど、消費の欲求を消費で埋めるようなそこでの生活は長続きせず、逗子や鎌倉を経て西へと移動しながら二宮に、ここでの程よく何かがない生活はちょっと自分を変えてくれました。何かがなければDIY、美味しいものを食べたければ作れば良い。

ということで、毎日の食卓に美味しい野菜が並べば良いと、ぬか漬けを作ってみたのでした。二宮産のものをできる限り使いたいと、まずは米ぬかを老舗米屋『原徳』さんで買いました。場所はブーランジェリーヤマシタさんの目の前!

調べてみるとやはり新鮮な米ぬかがぬか漬けには良いらしいのですが、なかなか米ぬかを売ってくれる米屋さんはないらしく、私も二宮周りで何軒か周ったところでハッと原徳さんを思いだし車を走らせたのでした。新鮮な米ぬかは一キロ50円。安すぎでしょ。

あとは簡単で、米ぬかに塩と旨味成分をたすために、鰹節、しいたけ、昆布、いりこなどを入れてひたすら混ぜていきます。

そして発酵を促すためちょこっと野菜を入れて混ぜ込みます。あとは容器に入れて暗いところに保管します。2〜3週間ほど待てば発酵が促され、ぬか床らしい匂いがしてきます。

入れる野菜は近くの直売所で購入、これで500円程度。初物は二宮の野菜で作ってみました。

そして我が家の食卓には毎日ぬか漬けが並ぶようになったのでした。これと日本酒「丹沢山」で一杯やるのが40のオッサンの最高の贅沢ですねー。







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