#352 森のようちえんの冬散歩
【福井尚子・高志】
春から小学生になる娘。幼稚園で過ごす日々も、数えるほどになってきました。
以前こちらのブログで書いたように、娘は「森のようちえん おひさまがおか」という
野外保育を中心とする幼稚園に通っています。
数名のスタッフと親たちが交代で当番に入る自主保育のようちえん。
私も月に1〜2回ほど保育当番に入っています。
たまに冬の寒い日は室内で過ごしてるの?と聞かれるのですが、
寒い日は寒いなりに外で過ごす!がおひさま流です。
今日は私が当番に入ったある日の活動をお伝えします。
「氷もうすぐ溶けちゃうかもね」そんなお当番メンバーの一言で、
この日は氷がはっている川までお散歩に行きました。
氷の上を歩いてみたり、川の氷を剥がしたり、子どもたちは大興奮です。
ちょっと足元が濡れちゃった子もいましたが、そんなときは靴下を履き替え、靴を干しておいたら大丈夫。
こんな植物が閉じ込められたきれいな氷もありました!
氷で存分に遊んだら、今度は歩いて公園へ。
公園に到着するとお昼が近かったので、お弁当にしました。草原の上に丸くなってお弁当を広げます。
食べ終わったら、滑り台やブランコなどの遊具で遊び始めた子どもたち。まだ食べている子どもの周りを「とんびだぞー」と言いながら走っている子どもも。
様子を見て、遊びに区切りをつけてまた出発。
今度は、牛小屋へ向かいます。
山のふもとにある立派な牛小屋。
牛の飼い主さんがご在宅のときは、牛舎の中で見せていただくこともあるのですが、今日はご不在でした。
遠くから見守ります。「おーい」と呼びかけると「ンモォォ」と聞こえて「返事してくれた!」と喜ぶ子も。
牛舎から山道を登って、お散歩します。
枯れ葉がフカフカで気持ち良いです。
細い道なので手は繋がずに一列になって歩きます。怖がらずにどんどん行く子、慎重に一歩ずつ進む子、遊び始める子。それぞれの歩みで前へ前へ。
山道を抜けると、急に視界が開けて広い道路へ。
なんと道路の水たまりも凍っていました!
車に気をつけながら歩いていくと、お母さんたちが待っている解散場所へ到着しました。
この日もたくさん歩きました。
寒い日だったけれど、歩いたら身体もぽかぽかに!
このように、森のようちえん おひさまがおかでは、
山に川に自然がたくさんある二宮の町の中で、
子どもも大人も身も心も開放して楽しんでいます。
子どもたちと遊んで過ごす日々は、私にとっても残りわずか。
最後までようちえん生活を楽しみたいと思います。
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