#346 芽から育てたサツマイモ!

【鈴木純・愛】

ほそぼそと続けている畑も3年目となりました。ご厚意で今年の夏から新たに小さな面積の畑をやらせていただけることになって、初めてサツマイモに挑戦!自分で思っていたよりも、たくさん収穫することができました! 自分で育てたサツマイモで作る焼き芋の味は格別です♪

美味しいことが嬉しくて、持ち出して外で食べました♪


今回は、そのサツマイモ栽培の様子をお届けしたいと思います!「サツマイモを育ててみよう」と思ったのは、新たな畑の案内をしてもらったのと同時期に、大事に貯蔵していたサツマイモから芽が出ているのを見つけたことがきっかけです。


「芽が出た芋=もう食べられない」という意識が強く、とてもショックだったことをよく覚えています。友達にその話をしたところ、「サツマイモは育てやすいみたいで、芽が出た芋を遅い時期に適当に植えたけど、自分のおやつになるくらいの感じには収穫できたよ」と教えてもらって、そっちへ頭をシフトチェンジ。サツマイモを植える一般的な時期が春のところ、芽をみつけたのは7月下旬。かなり遅いですが、芋を無駄にしないし、畑も活かせるし、何より実験が楽しそうなのでやってみることにしました。


栽培方法を調べていくと、芋は植えずにツルだけを植える方がよく収穫できることと、サツマイモは芽が出てもジャガイモのような毒がなくて食べられることがわかりました。そもそも食べたくて貯蔵していたので、芽をとって食べられるのは魅力的(しかも芽も食べられるそう)!


それでもまだ、畑に植えてみるのも楽しそうだと思った気持ちが消えず、迷いながら苗の育て方を調べていくと、「芋からとった芽を水や土に挿して育てれば苗になるし、芋は少し味が落ちるけど食べられる」という方法を発見!もちろんその方法を採用して、芋は美味しくいただきました♪(そして、食べることに集中してしまって芽が出ている芋の写真は撮り忘れました…!)



日の当たらないところでピョロピョロと伸びていた芽は、水を入れた卵パックに。水に当たっているところからは1日で根が出始め、光を求めて小さな葉っぱもすぐに出てきました。ピンクで可愛いような、ちょっと怖いような。


さらに2日経つとピンクの葉っぱも緑色に。ピンクの茎に、小さな緑のハートが可愛い。根っこもツンツンしてきて元気です。


水に挿してから4〜5日で葉っぱも根っこもずいぶんワサワサとしたのでパックが手狭に。茎も太くなってくっきりとした赤紫になりました。生育の早さに驚きつつ、これを苗として7月末〜8月頭に畑へ植えていきました。


その後はほったらかしで、2ヶ月もするとサツマイモゾーンからはみ出すほどツルが伸びて葉っぱもワサワサに育ち、苗が根付いて育つという第一段階はクリア!今年は秋もとても暑くて夏のような気温だったこともあり、収穫はなるべくギリギリまで粘ることに。霜が降りるまで畑に置いておくと芋が痛むこと・掘った芋は何日か天日に当てた方が良いことを教えてもらい、晴れが続く予報だった11月下旬に収穫日を決めました!


結果、予想以上の収穫量になりました〜!!!


芋が大中小のサイズなのは、苗植えを3回に分けていたから。右下の大きな3つが最初に植えた苗(しかも、3つとも1つの苗から!)、左上にある中くらいの芋が2番目、左下の小さいのが3番目です。畑にいた時間がそのまま芋の大きさに反映されていて、植物は正直でとてもおもしろい実験結果となりました。植えた時は、中が数本収穫できればいいかな?と思っていたのですが、気温が高かったことが功を奏しました。たくさん収穫できて、とっても嬉しかったです◎


そして、芋の量もすごかったですが、芋づるの量もすごかった…!芋づるが分かりやすいように写真に落書きしてみました。丸めて重なっているので長さが分かりにくいですが、伸ばしてみると2mはありそう。よくぞ、あのピョロピョロからここまで育った…!植物のパワーには毎度驚かされるばかりです。美味しく食べられる芋づるですが、予想以上となった芋掘りに疲れたので、今回は畑の肥やしにして、来年の栄養になってもらうことにしました。


楽しかった実験的なサツマイモ栽培。来年は、春に合わせてサツマイモの苗を育てて、同じ場所に植えてみたいと思っています。それでは、また!

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