#345 子ども農園の思い出
【福井尚子・高志】
娘が2歳のときから続けてきた子ども農園。「農ある暮らしを広める会」が主催している二宮農園の親子参加型バージョンで、一家庭にひとつの小さな畑を親子で耕しています。
二宮に引っ越してきたときから畑に興味があった私。すぐに妊娠してなかなか取りかかれずにいたのですが、娘が2歳になったときから、子ども農園にお世話になりました。
(畑をスタートしたときのことはこちらの記事に。)
肥料も水撒きも不要の、自然農の畑。
初めての種をまいたら、ちゃんと芽が出ることに感動したり、ほったらかしていても、たくさん実をつけているミニトマトやオクラに感謝したり。
各家庭用の畑とは別のところに、みんなでさつまいもや生姜を植えて、収穫を喜びあったのも本当に嬉しかったなあ。
仕事の忙しさや夏の暑さにかまけて、なかなか畑に足を運べなくなり。また娘も小さい頃のようには畑についてきてくれなくなり。これから卒園&入学とますます忙しくなりそうなので、一旦畑から離れることにしました。
最後は、みんなに手伝ってもらって、我が家が使っていた畑の畝立てをしました。
畑の上の草を刈り、畝と畝の間の土を掘って、盛っていきます。
4年間使ううちに、どんどん平らになっていた畑が蘇りました。
野菜がなかなか大きくならなくても、ほったらかしすぎて雑草だらけになっていても、
月に一度、おしゃべりをしながらの作業はとても楽しかったです。
娘も「大きくなったねえ」と言ってもらって、関わってくれるスタッフさんや畑の仲間に成長を見守ってもらっていたなあと。
このコミュニティを離れてしまうのはさみしい気持ちもありますが、また畑をしたい&できそうというタイミングがやってきたら帰ってきたいと思います。
鎌も持ったことがなかったような私が、畑にチャレンジできて、野菜を育てることが身近になったのは、二宮に子ども農園があったから。ありがとう子ども農園!
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