#162 子ども農園はじめました!

【福井尚子・高志】


ずっと挑戦してみたかったことがあります。それは、畑で作物を育てること。

これまで土に触れる生活に縁がなく、サボテンも枯らせてしまうような私。ただ自然豊かな二宮に来たからには自分で何か育ててみたいなと思っていました。

そんな思いから、2年ちょっと前「二宮農園プロジェクト」という自然農法を学びながら自給自足を目指す、というプロジェクトのオリエンテーションに参加。ただその頃は娘がお腹にいたので、産前産後はなかなか活動に参加できないだろうと断念。

娘が2歳になった今年、やっと娘と一緒に「二宮農園プロジェクト」に参加できるようになりました。参加することにしたのは、二宮農園の子ども版「子ども農園 NoRa」です。


このプロジェクトは、「自然豊かな二宮で育っていく子どもたちに、食べ物を自分で育て、収穫することを覚えてほしい」との願いから始まったそう。

畑の先生が「マスクしないとどこにも行けない世の中になりましたが、ここでは思いっきり深呼吸してください」とスタートしたのが印象的でした。たくさん良い菌がいるであろうこの畑。思いっきり呼吸ができる場所があるのがありがたいです。


第一回目はまず畝の手入れから。

畝の形を見て、ふくらんでいるところとへこんでいるところはないようにするのだとか。

ちなみに、二宮農園プロジェクトで実践している「自然農法」とは、無農薬・無肥料で、自然の力を活かしながら育てる農法のことです。

そのため、雑草ひとつの扱いについても奥が深いよう。今後育てる野菜の敵になるものは刈りますが、栄養になるものもあるそう。

これはどうなんだろう、と迷いながらも、農園プロジェクトの先輩の手助けを得て、畝の手入れをしました。

「この草は抜いていいんですか?」と先輩にたずねると、「抜くという言い方はしないんですよ」と教えてもらいました。上の部分は刈る必要がある雑草でも、根っこは栄養になるなど、育ちを助けてくれる可能性があるからなのですね。


ポカポカの農園日和。触れた土はひんやりとしていて、心地よかったです。

娘もノコ鎌を片手に「くりくり はっぱ♪」と楽しそう。

畝の手入れの最後には、枯れ草を上にかけます。これは土が冷えないようにする役割があるのだとか。

我が家の畝にどんな野菜を植えたいかを決めて、この日の作業は終了です。

これから始まる農ある暮らしが楽しみで仕方ありません!

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