#124 ビワの葉で自家製エキス作り

【鈴木純・愛】

果実樹がたくさんある西湘地域。ビワの樹も結構見かけます。私はビワが好きで、昔から短い期間しか出回らない旬を逃さぬよう、見つけたらよく買っていたのですが、二宮団地に越してからは、嬉しいことに分けていただけたり、産直で安くゲットできたり、以前よりも手に入りやすくなりました。

そして、ビワは実が美味しいだけでなく、葉も健康に良いとされていることを最近知ったんです。結構簡単に活用できるようなので、早速ご近所で葉っぱをお裾分けいただきやってみることに◎

大きくて立派な葉っぱ!ビワの葉は、お風呂に入れたり、お茶にしたり、化粧水にしたり、昔から様々な用途で使われていたようです。

団地に来てから本当に活躍している野菜干しネット。風通しの良い団地生活にはとってもオススメ!

葉の処理方法は何通りかあったのですが、お試しということで1番簡単な「綺麗に洗って水気が切れるまで干す」を選択。無理せず楽しくがモットーです(笑)。

乾燥させるとそのまま保存もできるようなので、試しにいくつかそのまま干してみました。


◆ビワの葉の活用方法◆

◆活用方法1「ビワの葉の煎じ汁」

まずは1番簡単なところから、葉っぱを刻んで煮出してみることに。かゆみに効くと聞いて、早速虫刺されに塗ってみたところ、一定時間かゆみが治まりました。時間が経つとまたかゆくなってしまいましたが、こんなに簡単なものでかゆみが治まるとは!やはり先人の知恵は素晴らしいですね〜。

◆活用法2「ビワの葉風呂」

ビワの葉を入れたお湯はお肌に良いそうです。これも簡単だなーと思って、特に調べもせずに葉っぱをお風呂にポーンと投入。しかし、葉っぱは刻んだ方がエキスが出るそうで、後から葉っぱを取り出して刻み、ネットに入れて再投入しました(笑)。気づくのが遅かったので、エキスを足すために煎じ汁も追加。湯上りの肌がツルッとしました◎

出しガラの葉っぱでも十分エキスが出るそうで、次のビワの葉湯はその方法にしたいと思います。最初からお風呂に葉っぱを入れたのはもったいなかったですね・・・笑。

◆活用法3「ビワの葉エキス」

今回1番のお目当て!作業自体は簡単で、ビワの葉を刻む→瓶に焼酎と一緒に入れる→あとはたまに揺すったりしながら出来上がりまで待つだけ。エキスが出てくると、焼酎が茶色くなっていくそうです。完成までは1年掛かるようですが、こちらは煎じ汁と違って、葉っぱを引き上げた後は何年ももつそう!水でうすめて化粧水にしたり、入浴剤にしたり、健康酒として飲んだり、虫刺され・水虫・ニキビなどにも使えるとのこと。完成が楽しみです。自然が豊かな分、虫刺されとは切っても切れない二宮ですが、来年はこのビワの葉エキスでかゆみを撃退できたら最高だな〜と妄想しています!


もともと梅仕事や味噌作りなど好きでやっていたのですが、二宮団地に引っ越してきてからは保存食や農作物などの知識や体験がじわじわと深く広くなって来たなぁと感じています。教えてくれる先生がたくさんいるので、とっても楽しいです!それでは、また!


○これまで紹介してきた西湘の果樹に関する記事 梅・杏ゆず梅の花夏蜜柑の花

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