#102 二宮町の西側に美しい街が！真鶴に行ってみた

【岸田 壮史】

こんにちは。二宮ののんびりとした空気もどこか緊張感で包まれているここ最近ですが、こんな時はやはり時間を忘れて一人車で西へ。荒んだ気持ちを紛らわすべく美しい街真鶴へ。

二宮から車で30分、車でのお出かけであれば説明不要の高速道路、小田原厚木道路、西湘バイパスを通り、横目に海を見ながら真鶴に到着。

ここは地形が面白く、港が中心にあってどこからひな壇状にみっちりと家が立っているんです。それが計画されて作られている感じではなく、ちょっとずつ家が増えていった様で、不自然に曲がりくねる階段や坂があって歩いているだけでなんか楽しい。小高い丘から見た街並みが雑多でありながら生活感に満ちている。下った先に港があるので、港を中心に産業が発展し街ができていったのだなとよくわかるんです。二宮団地周辺の低密度の街並みとはまた違った良さがありますね。　

ちょっとランチに真鶴の名店「うに清」へ。港街なのでもちろん魚介系のお食事、すごく豪華。刺身や干物、たたきやらすごい量。3500円だけどコスパは正直かなり高い。○○ログ風レビューはこのくらいにして次の場所に。

港周辺の中心とは別に真鶴にはまた違った特徴が。真鶴半島というちょっと海に飛び出た場所があり、木々と海に囲まれた自然あふれるエリアがあるのです。車で10分ほどで山道を抜け、「三ツ石」という場所を見たく海に降りました。ここは干潮の時に地面が繋がり、石のある場所までいけるようなのですが以前の台風の影響でそれま道が崩壊し今は立ち入りすらできないとのこと、しかし海にたたずみなんとも神秘的な姿には惹かれるものがあるのです。海も二宮の様に砂浜はなく、手が入れられていない自然そのもの、でもそれが良い。

どこもかしこも作られた美しさがなく、それがまた美しい。二宮よりも少し小さく、それでいて自然と人の暮らしが詰まった場所。二宮町に負けず劣らず魅力的な街だ！

帰りはひとりで行った罪滅ぼしにと「高橋水産」のアジの干物とみりん干しをお土産に笑