#359 団地を見に行く|若葉台団地
【鈴木純・愛】
4月22日に開催されたイベント「with Public ~Kosha33 talk session~」でいろいろな方がいろいろな団地でいろいろな事をしているのだと知りました。そしたら実際に見に行ってみるとまた新しい発見があるかもしれない!ということで、イベントに登壇した方々が関わっている団地に行ってみることにしました。「団地を見に行く」シリーズ、はじめます!
まずは「BOOK STAND若葉台」を運営している三田さんがいる団地「若葉台団地」へ。若葉台団地の商店街にも駐車場(タイムズショッピングタウンわかば立体駐車場)があるとのことだったので、二宮から車で向かいました。下道を使うと一時間半ほどで到着。駐車場の入り口はこんな感じ。いきなりいい感じの看板があってワクワクします。
立体駐車場のサインもいいですね。1983年に竣工(公社ホームページより)されたときから残っているものなのかなと思いますが、これは古き良き、のデザインです。
二宮団地は各棟ごとに色分けされていますが、若葉台団地はすべての棟が同じカラーリングで、上に向かって黄色のグラデーションとなっています。しかもこのグラデーションはよく見てみるとタイルで表現されている!?…凝ってる!
「トイレ こちら に あ り ま す」たどたどしい案内がかわいい。あと看板の形が凝ってる。なかなか今こういうプロダクトはできないですね。
駐車場を抜けた先にメイン?の広場があります。広い!というかこれを団地と呼ぶのか!?という驚きの広さと施設。
まずは目的地となるBOOK STAND若葉台を目指します。場所はどこかな…と、これまた凝った作りの案内板が。若葉だから木の形にしたのかな。
商店街の通路には植栽が。色とりどりのバラが植えられていました。
夏にはここに川ができるのかしら。とにかくいろいろと凝った作りの商店街です。
商店街の中央広場からすぐのところに、BOOK STAND若葉台、ありました。
店内に入るとすぐに店主の三田さんを発見。「先日はどうもどうも」という挨拶をしつつ、若葉台団地が思いのほか広くてこれは街ですね、などとお話しをしていると、本を買いにきたりコーヒーを買いにきたり、5月末に実施予定のイベントに関する相談があったり、ひっきりなしに人が訪れます。
三田さんが接客中は店内を散策。週刊誌や絵本といった、いわゆる普通の本がラインナップされていたり、ちょっと攻めた方向性の雑誌や、これいいよね!という古本などなど、欲しい本がたくさん。どんどんピックアップすると大変なことになるので、じっくりと選びます。
いろいろ迷って、古本を何冊か選びカウンターへ。暑かったのでアイスコーヒーもお願いしました。奥のビールタップがとても気になるところなので、車じゃないときにお願いしよう。本とコーヒーを受け取り「また来ますね〜」とお店を出ます。
BOOK STANDを出たすぐの中央広場にはこどもの日が近かったので鯉のぼりが。三田さんから、商店街を抜けるとグラウンドがあってそこもいいですよ、とオススメしてもらったので、商店街をさらに散策しながらグラウンドを目指します。そこでコーヒーを飲もう。
若葉台団地には通路沿いにたくさんベンチがあります。こういうのはありがたいですね。老若男女、座っている人たちがたくさん。
グラウンドに到着。広い!そして大量の鯉のぼり!
グラウンドを眺められるベンチがあったのでそこに座ってコーヒーを飲みます。BOOK STANDで購入した古本は三冊。いい本買ったなぁと満足しながらコーヒーを飲む。いい時間だ。
グラウンドにも降りてみると、若葉台団地がどーんとせり上がって見えます。しかしほんとでかい。団地というよりもマンションだ。
案内図。これだけの規模だと必要ですね。
オリジナル排水溝のフタ。これも地味にすごいぞ…!
商店街の二階は通路になっていて歩くことができました。イトーヨーカドーにも二階から入れるようです。便利。
BOOK STAND若葉台では、5月31日(土)に「団地のブックフェス」(仮)を開催するそうです。団地を会場になにやら面白そうなイベントになりそう。ご興味ある方はBOOK STAND若葉台のインスタグラムをご確認ください。
二宮団地とはまた違った規模感の若葉台団地。なんかこの先に駅でもあるんじゃないの、というくらい、一つの街にみえるような団地でした。二宮団地に住んだからこそ、他の団地との違いもあって楽しく散策できますね。次はどこに行こうかなぁ。それでは、また!
BOOK STAND 若葉台のインスタグラム @bookstand_wakabadai
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