#21 コーヒーのある1日を二宮で過ごす

【岸田壮史】

こんにちは、デスクワークのお供といえば何よりもコーヒーで、手元に豆が無くなり飲めなくなると中毒症状が出るくらい日常的に嗜んでいるもの。(ただのカフェイン中毒といわれればそれまでなのですが)

某コーヒーチェーンの味で十分満足なリーズナブルな味覚の持ち主の私だったのですが、辻堂のカフェで自家焙煎かつ煎りたて、挽きたてのコーヒーを飲んでから、美味しいコーヒーの虜になり、こんなコーヒーをいつも味わえたらと、妻の冷ややかな目も気にせず、遂に2年ほど前から自分で焙煎を始めたのでした。

二宮団地に引っ越してからももちろん焙煎を続けています。というか仕事の大抵は部屋でのデスクワークなので、コーヒー豆の焙煎は料理をするかの如く、日常的な作業となっているのです。


前置きが長いのですが今回は二宮団地で焙煎したコーヒー豆を海辺で楽しむ回です。コーヒーが紅茶でも日本茶でもいいのですが、日常からははみ出さず、その日常をさらに磨きをかけるそんなことをしてみました。

まずはコーヒーの焙煎、生豆はエチオピアのイルガチェフェ。流石に温暖な二宮でもコーヒー豆はできないのでネットで購入。いきなり豆を火にかけるのではなく、虫食いや形の悪い豆を取り除くピッキングから焙煎作業を始めます。

その後豆を丁寧に洗ったら手網に移し強火で豆を火にかけます。豆が焦げないよう手網を振り続けます。豆が緑色→黄色→茶色と変化をし、火にかけてから12分ほどでパチパチと豆が弾ける音が!これがハゼと言ってコーヒー豆の焙煎が終盤に近づいている合図。ここからの煎り時間で豆の味が全く違うものになるのです。

短ければフルーティーで酸味の強い味に、さらに続ければコク深き、苦味の効いた味に。

私はその中間くらい(中深煎り)が好きで、豆の色が濃くなりすぎないところで火を止めています。火を止めたらすぐにうちわで豆を冷やします。(そうしないと豆に篭った熱でさらに焙煎が進んでしまう)

粗熱が取れたら完成、色にばらつきはありますが自分で飲むだけなので全然OK


そして一晩豆を寝かし、次の日にコーヒーをドリップするための道具と椅子を持って車で梅沢海岸に。ここは車を海岸に止められるので、ちょっと疲れた心を癒すために海を見たい時には、団地から5分ほどで波打ち際まで行けてしまう。

今日は12月下旬の寒い朝、きっと時こんな所で飲むコーヒーは美味いはず。

カセットコンロでお湯を沸かし、豆をミルで挽く。この準備の時間も楽しめるのもコーヒーの良いところ。

コーヒーをドリップしたら海を見ながらコーヒーを飲む。

日常からはみ出ないスペシャルな1日を過ごす・・・これも二宮の生活に海があるから出来ることですね。

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