#20 断熱DIYでドアを作りました

【福井尚子・高志】

早くも年末、いよいよ本格的に寒い季節の到来ですね。

二宮の気温は都内に比べると平均1〜2度高いと聞いたことがあるものの、今年は二宮で迎える初めての冬。

さらにリノベーションしたとは言え、それなりに年季の入った団地の部屋ということで、どんな寒さになるのか、戦々恐々としています。

そこで寒さ対策(断熱)として、同じ棟に住むチョウハシさんの過去記事(http://testup.pw/yadokari/ninomiyadanchi/60473/)を参考に、玄関の入口と洗濯機前につけるドアをDIYしました。

今回はその内容をご紹介します。


まず、ドアを付けたのは下図の2箇所の赤い部分です。


beforeとafterの写真はこちら。

<before>


<after>


玄関側は、ベニヤ板を使って折れ戸を作りました。

玄関からは隙間風があり、冷気が入ってくるポイントだったので、このドアが間仕切りになって冷たい空気を防いでくれることを期待。


丸ノコでベニヤ板を切るのはかなり苦労したのですが、板を大きめにカットして玄関に嵌めてみては、ぶつかる部分をカンナなどで削るという地道な作業を繰り返した結果、奇跡的にすっぽりと嵌まってくれました。

結果として、ドアを付ける前の壁と取り付けたドアの表面温度をそれぞれ比較すると、15.8度→18.8度と+3.0度の断熱効果を得ることが出来ました(15時/部屋の中は暖房中)。

今は、どんな取っ手をつけようかなぁと考え中です。


続いて洗濯機側には、ベニヤ板にDIYワークショップで余った端材を貼った吊り戸を作りました。

木目の部分は床材の余り、白い部分は壁やキッチンカウンターに貼った板の余りです。

洗濯機置き場の上側は、玄関と、洗面所の廊下を挟んでお風呂場にも繋がっているため、ここを塞ぐことでも冷気をシャットアウトすることが出来ます。

元々、断熱とは関係なく、洗濯機が丸見えなのが気になっていたため布をかけようかと考えていたのですが、今回ドアを付けたことで洗濯機を隠すことができ、生活感も消せて一石二鳥。


軽い気持ちで挑戦してみたところ、作り始めたことを後悔するぐらい大変だったのですが(笑)、結果として満足のいく出来上がりになりました。

心なしか、温度の変化以上に、部屋自体もなんだか暖かくなったように感じます!

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