#326 キウイフルーツの収穫とシロップ

【鈴木純・愛】

温暖な気候で、お庭や畑、公園などで果樹をよく見かける二宮町。食い意地がはっている私にとっては、散歩のお楽しみでもあります。柑橘系が多いのはもちろんのこと、意外とあるのがキウイフルーツ。二宮の気候とあっていて、育てやすいんだそうです。キウイフルーツはつる性で、棚や玄関のアーチなどで育てたれている様子を良く目にします。

わさわさと繁る葉の間や、棚から外れて伸びた枝先に、キウイがぶら下がるように実っているの見つけて、初めて「この木はキウイだったんだ!」と分かって嬉しかったことを良く覚えています。

大好きなキウイ、いつかどこかで収穫させてもらいたいな…!と密かに願って早3年。ついにキウイがお庭にあるお友達からOKをもらって、昨年の収穫期に念願叶いました!

りんごのような形の、双子っぽいキウイも発見!双子はさくらんぼでは見かけますが、キウイにもあるんですね!

キウイの収穫は意外なことに、手で引っ張ると簡単に収穫することができ、ハサミいらずでした。枝付きのキウイは見たことがなかったので、新鮮で、なんかだかかわいい。

実についていた枝も手で簡単に外せました。外すと、売っているキウイと同じ姿に。しかし、採れたてキウイはトゲトゲが元気いっぱいで、チクチクして痛痒いところが私の記憶にあるキウイとは決定的に違いました。そんな違いを感じられるのも、おもしろかったです。とは言っても、痒みが残っては困るので、この後は手袋をつけて収穫しました。

収穫したキウイは追熟してから食べるものなんだそうです。が、酸っぱくて未熟な果物が好きなのと、双子キウイの断面が見てみたいのとで、「きっと自分なら美味しくいただけるに違いない!」とばかりに、持ち帰ってすぐさまカット。双子キウイの白い部分が横長になっているのを見れたのは大満足でしたが、味はというと・・・。酸っぱさは満点ですが、食感がジャリジャリ。。。美味しいとは言えないお味でした。

捨ててしまうのは忍びないので、数個追加カットして、お砂糖漬けのシロップにしました。新鮮なキウイからはすぐに水分が上がってきていて、緑もとても綺麗。

冷蔵庫で寝かせること1シーズン。暖かくなってきたので、キウイソーダにしていただきました。シャリシャリだったキウイも、お砂糖で漬けたことで柔らかくなっていて、とても美味しかったです◎


ちなみに、追熟させたキウイも美味しくいただきましたが、うっかりしていて写真は撮り忘れてしまいました!追熟はりんごと一緒に袋に入れて2週間弱、酸味が強いうちに。キウイの追熟に時間がかかったのは驚きでした。


在宅で仕事をしていて、家に篭りがちな我が家(特に私は本当に家にいます)。しかし、二宮団地に越してきたことをきっかけに、思いがけず人の輪が広がり続け、とても豊かに暮らせているなと実感しています。同じようなことに興味を持っている人、自分の知らなかったことを教えてくれる人と出会う機会にも恵まれて、ますます楽しい二宮ライフ!もうほとんどの果樹を制覇したような気もしますが、果樹シリーズも機会があったらまた紹介できたらなと思います。それでは、また!


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