#299 厳島湿生公園 竹灯篭の夕べ
【鈴木純・愛】
5/20(土)に、おとなり中井町にある厳島湿生公園で開催された「竹灯篭の夕べ」に行ってきました。厳島湿生公園は「県内でもまれな清水が湧き出る湿生地で、その貴重な自然環境の復元・保全を目的に整備した公園(中井町役場ホームページより)」だそうで、二宮団地からも近いことから、自分もよく野鳥を観たり撮ったりしている場所です。
公園内のあちこちに竹灯籠が設置されています。灯籠がない場所がない、くらいに本当にあちこちに置いてありました。
竹灯籠の中にはろうそくが一つずつ。水が張ってあってプカプカと浮いている状態です。ろうそくが気持ちよさそう。
使わなかったものか予備なのかはわかりませんが、まだまだ竹灯籠のストックはあるようでした。すごい数!
当日は縁日のように食べ物や飲み物の出店もありました。
なんと金子製麺が出店。自家製麺を使ったラーメンを出していました。当然、麺はおいしいしチャーシューも手作りとのこと。まとまりのいい完成度の高いラーメンです。おいしかったなぁ。
そして中井町といえばここ、宮川酒店さんももちろん出店。宮川酒店はお酒の販売だけでなく、オリジナルのクラフトビール「中井麦酒」を作っています。その第一弾が「厳島ジンジャービア」というビール。中井町産の生姜を使ったスッキリとして飲みやすいビールです。
実はこのシンジャービア、3年前の竹灯篭の夕べでお披露目しようということで作られていたものだったのですが、コロナ禍で竹灯篭の夕べはしばらく中止。4年ぶりに開催されたこの日、ついにお披露目されたのでした。ラベルデザインをしたビールをこの場所で飲めることがめちゃめちゃ嬉しい。
ラーメンを食べ、ビールを飲みつつ待っていると場内アナウンスが。「ライターを持っている方はろうそくに火をつけてください」とのこと。ライターは持ってきてないなぁと思ったら、会場で売ってました。これはやるっきゃない!ということでさっそく購入。親切価格です。
ライターで一つ一つ火をつけていきます。この日は風が少し強めで、ろうそくの火が消えてしまうこともしばしば。ライターを持っている人たちが無心で火をつけていきます。
火をつけてまわるうちに、少しずつ暗くなってきます。ぼんやりと灯りが見えてくるのがなんだか嬉しい。
中井の「中」。
水飲み場にも。
明るいうちは、灯籠どこにでもあるなぁと思っていたのですが、実際に灯ったところをみると、そりゃどこにでも置くよねぇという眺めです。
二宮へ越してきて、初めてみることのできたこの景色。4年ぶりの開催ということもあって、楽しみにしていた人も多いんだろうなぁと思いつつ、また来年も行こうと思います。明るいうちから行くと、ろうそくに火を灯せるのでオススメですよ。
それでは、また!
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