#247 二宮団地・写真さんぽ（その20）

【鈴木純・愛】

こんにちは。ベランダ通勤の鈴木です。

そろそろあじさいも咲いてきたころ。団地周辺に咲いているあじさいを望遠レンズで撮りたいと思い、梅雨の晴れ間に写真さんぽしてきました。

さんぽコースの入り口、いつもの林を歩いていると、さっそく白いあじさいを発見！白いあじさいって綺麗ですよね。色とりどりのあじさいも好きですが、なんだかんだ白いあじさいが一番好きかも。と、シャッターを切っていたらふと違和感が。

違和感の正体はこちら。かたつむりがあじさいにいて、それが目のように見えていたのでした。あじさいの妖怪みたいでかわいい。

さらに歩いていると聞きなれない鳴き声が。近くの樹をながめてみると、あまり見たことのない鳥が！鮮やかなオレンジ、目の周りが白くちょっとサイケデリックな感じもあり、この辺には似つかわしくないな…と思い調べてみると、ガビチョウという外来種でした。観賞用に輸入されたものが逃げ出して野生化したものらしく、こういった外来種によって在来種が減ることもあるそうです。

畑の広がる道を歩いていると、ネコちゃんがいました。カメラをかまえていると「好きに撮っていいよ」と言わんばかりにその場でくつろいでくれたので、こちらもゆっくりといい顔を撮ることができました。

この日はガッツリさんぽにしようと思ったので、海まで来てみました。前日は雨も降っていたこともあってニノミヤブルーの綺麗な海ではありませんでした。釣り人多し。

海岸にも何か鳥いるかなぁと思ってきたのですが、ハトだけ。でもまあせっかくだしハトも撮っておくか…とカメラをかまえていると「おいおまえ何撮ってんだよ」という感じでこちらに向かってきます。仕方なく撮っているのがバレているんでしょうか。

こちらは目をつむり、かつ舌を出しているハト。いろんなハトがいるもんだ。

「電気防食装置」なるものにとまっているハトが2羽。カメラ目線なこともあって、なんだか記念写真みたい。お気に入りの1枚になりました。（写真を拡大するとカメラ目線っぷりがよくわかります）

ハトばっか撮ってあじさいを忘れてました。二宮は突然ポツンと咲いている野良あじさいが多いような気がします。個人的にはこういう野良あじさいが好きです。

川匂神社の裏山にもいい感じの野良あじさいが咲いていました。綺麗にお手入れされているあじさいは民家の庭に咲いていることが多いんで、ちょっと撮りづらいんですよね。野良あじさいはそういう意味で気兼ねなくゆっくり撮ったり観たりできるのもいいところだな、と思います。

山から海へ、ひさびさのロング写真さんぽでした。まだまだあじさいの季節、二宮周辺にある野良あじさいを探してみるのはいかがでしょうか。それでは、また！