#211 柄付きカゴ作りと花梨の収穫
【鈴木純・愛】
これまでも何度かご紹介してきた、二宮団地の果樹。その種類は多く、私が知っているものを数えてみたら8種類もありました。上の写真はどれも今の時期に実っている、花梨・みかん・柚子。中でも花梨は今年見つけて、初めてゲット!
まだ熟していない緑の花梨を見つけたのは9月頃。背の高い花梨の木だったので、中国の方が梨の収穫で使っているのを見て興味を持っていた「竹の柄付き収穫カゴ」を自作することに!
まずは、竹を切り出しに公社の竹林へ。今回も私の「竹でやってみたい!」にお付き合いただいたのは、竹林整備や竹でアート活動をしている団地仲間の宇都宮さん(写真中央)。いつもありがとうございます!この日も天気が良くて、小鳥のさえずりが聞こえる竹林の中は、とても気持ちが良かったです。
花梨に届くような長さでカットした竹、3本。持ち上げて使うので、重くならないように細めの竹を選んでいます。私の背よりも少し長いくらい。ちなみに、蚊が大量発生していたからこんな格好をしています。偶然宇都宮さんと似た色合いの服装ですが、ダサい方が私です(笑)。竹藪の蚊はめっちゃ強力なので、暑くてもダサくても怪しくても関係ありません!
DIY室まで竹を運んで加工へ。2つ目の節まで竹を割って、
割った部分だけ薄く剥ぎ
作ってもらった長い竹ヒゴで編んで(細くて長い竹ヒゴは私にはまだまだ作れません…!)、
完成!花梨が収穫できるのはまだ先だったので、手袋をボールにしてラクロスみたいに遊んでみたところ、とっても楽しかったです!2人で遊んでいたのでうまく写真が撮れず、良い大人が謎の遊びをしている怪しい風景がお見せできなくて残念。玉入れしても楽しそうです。
11月初旬、花梨が黄色くなったのを見計らって、念願の収穫へ!
カゴがしっかり掴んで、簡単に収穫できました!想像以上に機能的で、2人で大盛り上がり!
上を閉じていなかった方のカゴは少し解けてしまいましたが、目的を果たせたので問題なし!
制作に足掛け2日かかって、収穫はほんの5分でしたが、大満足です◎花梨からはとっても良い香りが。多く収穫した花梨は、通りかかった団地仲間にお裾分けしました。約束していなくても偶然会ってお話できるのも、団地暮らしの楽しいところです。
収穫した花梨は、煮出したエキスを砂糖と煮詰めて花梨ジャム(花梨蜜?)にしました。花梨湯として飲みたかったのですが、後味にえぐみが残ってしまってそれには向かない仕上がりに…。栄養分がなるべくたくさん残って欲しい!と思って、水にさらす時間を短めにしたのが仇となってしまいました。
後味に目をつぶればおいしく食べられるので、この秋冬は喉があやしくなったら、花梨ジャムで喉ケアをしてみたいと思います。
生活に活かせる果樹が多い団地の植栽。少し分けていただいて、季節ごとに加工に挑戦しては、成功したり失敗したりしながら楽しんでいます。今年初挑戦した花梨も、これからの季節仕事に加えたくなりました。まずは次に向けて、えぐみ対策の情報収集したいと思います。それでは、また!
カゴの制作・撮影協力/団地仲間・宇都宮さん
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