#189 オーガニック給食と映画上映会

【福井尚子・高志】


こんにちは。暑い夏に今私の中で一番アツい話を。それは7/31(土)と8/1(日)に企画している、二宮町とお隣の小田原市での映画の上映会です。


上映する映画は「いただきます ここは、発酵の楽園」。全国のオーガニック作物の生産者や、オーガニック給食を実践する保育園、食農教育を続ける小学校などを訪れたドキュメンタリーです。

この映画の上映に至った経緯と、私が友達と始めたプロジェクトについて今日はご紹介します!


プロジェクトのはじまり

自然食品店を営む母の影響もあり、食の選び方に関心があった私。

全国で広まりつつあるオーガニック給食の活動を耳にするうちに、二宮町でもそうなったらいいなとぼんやり思うようになりました。

そんなことを考えているなか、二宮で同じ年頃の子どもを持つママ友たちと出会います。話すうちに、食や子育ての方向性が近くて意気投合!オーガニック給食やってみたいよね!ということになり、今年2月にグループとしての活動がはじまりました。

(メンバーの東京ハイジ・わかばさんが描いてくれたグループのイメージイラスト!多才な仲間が集まっています)


「にのみやみんなにやさしいたべものプロジェクト」に込めた思い

グループの名前は「にのみやみんなにやさしいたべものプロジェクト」。

みんなにやさしい、の「みんな」とは、子どもと大人、自然と人、そして町。

例えば、無添加・無農薬の食材が使われた給食を食べることで子どもが健やかになり、自然が生かされ、農家さんが元気になり、町にも移住者が増える...そんな身の回りの人と自然がつながり、いかしあい、循環するようなイメージを持って活動しています。

「オーガニック給食」を目指してはいますが、そこにこだわっているわけではなく、食を通して地域が循環するような「みんなにやさしい」というところを大切にしています。


これまでの活動と現在地

さらにひとくくりに「オーガニック給食」といっても、そのやり方は地域によって様々。私たちの町はどんなところから始められるだろう。

オーガニック給食の勉強会に足を運んだり、地元の給食の試食会に参加したり、地域の生産者を訪ねたりして、学びを重ねながら考えているところです。


無料映画上映というチャレンジ

活動の中で出会ったのが、映画「いただきます ここは、発酵の楽園」。オーガニックな食の大切さを美しい映像と音楽とともに綴るドキュメンタリーです。


この映画を多くの人に見てもらって、食のことを知ってもいたい!そして仲間を増やしたい!と二宮町とお隣の小田原市で無料上映することを決めました。

今は、まもなく7/31と8/1に開催する上映会に向けて絶賛準備中!

ちなみに、映画を無料上映する代わりに、この活動への応援をクラウドファンディングという形で募集しています。


クラファンなんて大層なことできるかしら...とはじめは及び腰だったのですが、たくさんの温かい応援をいただけて、本当にやってよかったなぁと感じています。

まだIDだけの表示でどなたに支援いただいたかきちんとわかっていないのですが、町のいろんな友達が支援してくださっているよう。嬉しいです。(2021年8月末まで募集中ですので、ちらっとのぞくだけでもよかったら!)


仲間と出会える二宮町

同じ方向を見ている友達と出会えたのは、二宮という風土のおかげ。自然と親しむ暮らしや、食に興味のある人が多くいるように感じます。

都会でも関心のある人はいるだろうけど(むしろスーパーの店舗内のラインナップなどを見ると、都会の人の方が関心は高いように感じる)、なかなか出会うのが難しい。

そして大きな都市を変えるのはハードルが高いけど、小さな町だったらできるかも?と思えるのです。

(ちなみに、仲間の何人かはこのブログで記事も書いている宮坂さんが店主の「湘南お菓子部 ICHI」で出会いました!まさに二宮のパワースポットです。)


1週間後に開催の上映会は、現在150人を超えるお申込みをいただいています。まずは無事に開催できますように!今後の活動のこともまたこちらでお伝えしますね。


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