#171 二宮団地・写真さんぽ(その13)
【鈴木純・愛】
こんにちは。ベランダ通勤の鈴木です。
4月のとある日、隣町の大磯に行く用事がありました。大磯に行くときはクルマ、もしくは二宮駅から電車に乗って大磯駅で降りるのですが、その日は少し肌寒くもよく晴れていたので歩いていこうかな…でもせっかくなのでカメラを持って少し遠回りしていこう、ということで今回は「写真さんぽ・ロング」です。
団地を出て、まずは中里の山越え。山といっても舗装されてクルマも通れる道なので歩きやすく、気持ちがいいです。見晴らしのいい場所からは団地周辺の町並みがよくみえます。
道の途中、テーブルと椅子が置かれた畑がありました。晴れた日にこんなところでお茶するのもよさそう。
こちらは道の途中にある、おいしい野菜を育てている「ぽんぽこファーム」。以前「のびのびツアー」でも訪れた畑です。菜の花がたくさん、綺麗に咲いていました。
だいぶ高いところまで来たな…と思ったらバス停がありました。桜美園(環境衛生センター)近くのバス停なので「桜美園前」。こんなところにもバスが走っているんですね。すごい。
ちなみにバス停からみえる景色がこちら。オーシャンビューのバス停。これなら待ち時間も楽しめそうです。
みかん畑の脇道を降りて、舗装されていない山道へ。この日はちょうど「サル出没注意」の町内放送が流れていたこともあり、ちょっとドキドキしながら山道を降りていきました。
いつでもサルが出現しそうな雰囲気にドキドキしつつ、景色はしっかり楽しみます。二宮や大磯の山からは海が大きくみえるので、そこもいいところだなぁと思います。
山道もそろそろ終わりかな、と歩いていると突然ガサっと音がしたので「サルか!?」と思ったらネコでした。びっくりしたよ…。山を降り大磯の町に入ったところでまだ時間に余裕があったので、さらに歩いて海まで行くことにします。
海まで歩いている途中、川沿いの住宅地にポツンとこんな鳥が。コジュケイです。二宮でもみかけることがあったのですが、すぐに逃げてしまうので写真に撮れたのはこれが初めてです。しかし住宅地で撮れるとは。もちろんこのあとすぐにバササと逃げていきました。
さらに国道一号線沿いを歩いて、大磯の有名スポット「旧吉田茂邸」の脇道を海へ進むと、太平洋岸自転車道、という西湘バイパスに沿っている自転車専用道路の入り口があります。西湘バイパスをクルマで通っているときにいつも気になっていた道。ここを通って大磯駅の近くまで行くことができるのです。
いいですねこの感じ。自動車専用道路のすぐ横を歩く、という非日常的な感覚。クルマからみていた景色をゆっくりと歩きながらみられることにワクワクします。
クルマに乗っているときは見上げていた、あのでっかい看板が間近にみられるのもいいですね〜。ここまで来ると大磯駅はもう間近。駅へ向かう前、最後に大磯の海岸に行ってみることにしました。
夕方の海岸は釣りをする人、散歩をする人、海を眺める人、がポツポツといました。二宮の海も綺麗ですが、大磯は「日本の海水浴発祥の地」だそうで、なるほど納得の美しさです。
団地から大磯の海までおよそ2時間半、10kmの写真さんぽ・ロングはここで終了。普段はクルマですぐに通りすぎてしまう道をじっくりと歩くのもいいもんだなぁと思いました。それでは、また!
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