#121 激甘の下中玉ねぎをいただく

【岸田壮史】

こんにちは、二宮町の食の充実っぷりは過去の団地住人の記事を見ていただければ一目瞭然かと思いますが、その中でも特にお値段、味ともに満足度の高い素材となると魚と野菜。レヴェルの高い野菜を普段いただいているのにもかかわらずさらにそれを超えて感動した食材に出会ったので紹介させてもらえればと思います。

団地からは車で５分　ギリギリ二宮の小田原市小竹に「ポンコツファーム」という特売所があります。ここはなす、キャベツなどベーシックな野菜はもちろんのこと、丸ナス（本当にまんまる）、モーウィ（沖縄の野菜らいしい）などちょっと変わりのダネの野菜も取り扱っております。見ているだけでも楽しい野菜の中、特におすすめなのが玉ねぎ。見た目はノーマルな玉ねぎなのですが、甘みの強さが半端ではない。

ここで売られている玉ねぎは下中玉ねぎという種類のもので、海風の影響による昼夜の温度差によって増した甘み、ジューシーさが特徴みたいです。ある程度過酷な環境の中で育った玉ねぎのようで、それだけの予備情報でなんだか食欲をそそられますよね

そしてこんな美味しい玉ねぎでもコロナウィルス流の影響で大量に在庫ができてしまったため（facebookで拝見）なんと1キロ100円で売られておりました（通販もされているみたいです）。8時から営業をされているのですが開店と同時に大量に買われる方もちらほらといらっしゃいました。

そんな我が家もしばらくは野菜にこまらない程度に買い物をし、早速食卓に玉ねぎを並べてみました。

味の違いをはっきり感じる調理法はやはり玉ねぎをそのままレンジで温めて頂く、これに限りますね。温めた玉ねぎに贅沢にオリーブオイル（専門店で店員の圧に負けて買った結構いいやつ）をかけ岩塩をかけて食べる。これだけで埼玉銘菓風にいうと旨い旨すぎるのです。

感動的な玉ねぎがこの値段で、信じられませんね。二宮の食の懐ふかさ、いやー侮れませんね。