#114 タケノコの収穫

【鈴木純・愛】

こんにちは、ベランダ通勤の鈴木です。

二宮団地周辺には竹林が結構あって、風が吹くとカラカラと良い音がします。私はその風流な音を聴きながら、いつも食い気が勝って「どこかでタケノコ収穫してみたいなぁ」と思っていました。


タケノコが店頭に出始めた頃に公社の方とオンラインで話す機会があったので、なんとなくその話をしてみると、「団地の近くに公社の竹林がありますよ。無理なく安全に収穫できるかどうか、確認してみますね。」との嬉しいお話が。後日、竹林の場所・その中で安全に収穫できるエリア・竹の種類の連絡とともに、収穫の許可をいただくことができました!


今回収穫するのは「破竹」という種類。調べてみると、タケノコを見つけるのが難しいのは「孟宗竹(もうそうちく)」で、破竹はニョキッと出ているものを採れば良いようです。収穫も難しくなさそうなので、早速行ってみることに。竹林を前にして、自分の足腰に若干の不安を感じつつも、いざ探索へ!

竹林へ向かう山道。私ひとりでは見つけられなかったところですが、夫が写真さんぽで近くを通ったことがあるようで、迷わず入ることができました。

入ってすぐの竹林。美しいですね〜。少し奥に入っていくと、何本もタケノコを発見!シュッとスリムなタケノコですね。

生えているのは急な斜面もありましたが、竹をつかんだり、竹の切り株に足を引っ掛けたりしながら登るのは、なかなか楽しかったです。

地面を少し掘って、タケノコを前後左右に揺らすことで簡単に収穫することができました。

帰って来て調理方法を調べたところ、「破竹のタケノコは孟宗竹に比べてアクが少なく、採れたてはそのまま料理に使うこともできる」とのことだったので、すぐに皮を剥いて、穂先を焼いて食べてみることに。

これは、採れたてだからこそできる贅沢。孟宗竹よりあっさりした味ですが、食感が良くて美味しかったです。

残った分は水煮にして冷蔵庫へ。皮を剥いたら下の方が若竹!という感じの緑色だったものもあって、「もう竹になっちゃってて食べられないかな?」と思いましたが、茹でたら問題なく美味しく食べられました。


破竹は食感を生かして炒め物やメンマに向いてるとのことだったので、今はメンマを仕込み中です。

二宮団地は日当たりも風通しも良くて、干し野菜に向いているところもとても気に入っています。美味しくできるかな〜


漠然と「近所の竹林で採れるタケノコは全部スーパーに売られているものと同じ」だと思っていましたが、今回自分で収穫したことで、竹にも種類があり、それによってタケノコの味・形・収穫時期が異なるのだと知りました。タケノコは春先のものだと思っていたので、こんなに暖かい時期に採れるなんてビックリ。またひとつ、楽しい経験ができて嬉しいです。それでは、また!

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