#303 二宮に住んで変わったこと

【福井尚子・高志】


5月の終わり頃から二宮町ではあちらこちらで玉ねぎがとれます。

私が友達とやっている畑でもたっくさんの玉ねぎが収穫できました!

みんなで袋詰して、玉ねぎを干したり、玉ねぎ料理をつくる会をしたり。

「今年も玉ねぎの季節がやってきたな」

そんなことを感じるのは二宮に住んでから。

みんなで袋詰した玉ねぎ。町内のカフェやマルシェで販売して、活動費にしています


東京へ通勤通学するベッドタウンで生まれ育った私にとって、野菜はスーパーに並んでいるもの。正直玉ねぎがいつ穫れるかということも二宮に住むまで知りませんでした。

今日は二宮に住んで変わったことを振り返りたいと思います。


・旬のものを食べるようになった

二宮にくるまで、例えばナスなども一年中食べてた気がします。スーパーには一年中並んでいたので、旬などほとんど気にしたことがありませんでした。

二宮に来て、産直で買い物をするようになったり、農家さんと関わったり、自分で野菜を育てたりするうちに、そのとき穫れるものがわかるようになり、旬のものを食べる生活に変わりました。

梅をもいで梅シロップをつくるのも毎年のこと。

きっと都会でもそのように暮らしている人はいると思うのですが、自然が近くにある二宮だと「丁寧な暮らし」なんて意識しなくても、当たり前に梅が手に入るし、手に入ったからつくる、という具合。季節を感じる暮らしの愉しさを感じています。

友達みんなとやっている畑。畑をやってみたかったらできる場所も町内にいろいろあります

・魚のおいしさがわかるようになった

これは夫とよく話すことですが、近所のお魚屋さんでお魚を買うと、いつもその美味しさに驚きます!

海が近くて、新鮮だからでしょうね。

例えばBBQのときは貝やまぐろのかまなどを焼く楽しみも!

肉派の我が家でしたが、今では定期的に魚も食べるようになりました。

町内の海岸で地引網体験もできます。体験で捕まえたお魚はBBQをして、みんなでおいしくいただきました

・よく友達に会うようになった

小さな町なので、ちょっと買い物に出ただけで、顔見知りに会うことができます。実家や東京で暮らしていたときは、近くのスーパーに行っても知り合いに会うのはまれなことでした。でも二宮では、すぐ誰かに会う!なんなら待ち合わせしなくても友達とお茶できてしまう。この距離感の暮らしが私にはフィットしています。


・子育てが楽になった

二宮に来てから子どもが生まれたので、東京ではほぼ子育てしていないのですが。とはいえ、東京と二拠点していた時期もあったので、その頃と比較して。

自然が近くにあることと、コミュニティがあることは圧倒的に子育てを楽にしてくれると思います。子どもとお出かけするにしても、近くに海も山もあるのでとっても楽。幼稚園が終わったあとに、友達と海で待ち合わせて、焚き火でご飯をつくりながら、子どもを遊ばせてました。そんな過ごし方ができるのも二宮だから!

幼稚園のあとに友達と集まって海で遊ぶのも日常


・電車にあまり乗らなくなった

東京にいたときはしょっちゅう電車に乗って出かけていた気がします。もちろんかわりに車で出かけることもありますが、買い物もおでかけも町内で満足することが多くて、平日はほとんど町の中で過ごしています。


こうやって振り返ってみると、食べものや暮らしぶりなど二宮に来てから変わったことがたくさんあるなあと思います。そのどれをも私の人生を豊かにしてくれてるなとも。

穏やかに自分の暮らしを楽しみたい、という人にはぴったりな町。ぜひ遊びにきてくださいね。

大好きな春の吾妻山の景色

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