#272 第10回 大磯うつわの日

【鈴木純・愛】

10/21(金)〜23(日)まで、二宮のお隣大磯町内にて「第10回 大磯うつわの日」が開催されました。僕が今回から実行委員会のメンバーとしてパンフレットやポスターなどのデザインを担当しています。実行委員会には二宮・大磯で仲良くなった方も多く、その流れでお誘いいただきました。

こちらが今回のパンフレットです。前回までパンフレットなどのデザインを担当されていた「こゆるぎデザイン」の安藤紫野さんからバトンタッチという形なので、前回までの雰囲気を踏襲しつつ、アーティストの石塚沙矢香さんが制作した素敵なメインビジュアルを活かしたデザインにしました。


三日間の会期中、大磯駅前にオリジナルの「のぼり」を立てました。委員会メンバーのアイデアで、のぼりを立てるといいんじゃないか、ということになり、のぼりもデザインしています。シンプルなデザインにしてるので、たくさん並んでもしつこくなく、お祭り感が出たなぁと思っています。朝早く駅前でのぼりを立てる人生がくるとは…不思議なものです。


会期中、お手伝いをしていただけるボランティアスタッフ「ちゃわん隊」のみなさんにまじっていくつかの会場の様子を撮影させてもらいました。「うつわ」といっても、作家によって様々な作品があります。作る人の数だけうつわがあって「作りたいから作るんだ」という気持ちを感じて、めちゃめちゃ刺激になります。


うつわを撮りながら「ああ…あれもいいなぁ、これも綺麗だな…」と物欲がモリモリと湧いてくるのですが、ちょっと今は物を増やせない状況にありまして…グッとこらえての会場巡りとなりました。


旧島崎藤村邸では、委員会企画展「うつわとこれから」も開催されました。第10回という節目の開催にあたり、石塚沙矢香さんが制作したこれまでのメインビジュアルの原画を展示。原画を見ることのできる機会はなかなかないので、貴重な展示になったかと思います。藤村邸の雰囲気ともよく合っていて、とっても素敵でした。


委員会による企画がもうひとつ「うつわとしゃぼん玉」です。駅前広場で「シャボン玉 オヤジ」さんがしゃぼん玉パフォーマンスをしたり、子どもたちのしゃぼん玉体験会がおこなわれました。想像以上に巨大なしゃぼん玉が飛ぶ様子を見る子どもたちの笑顔が印象的なイベントとなりました。


各会場には番号の書いてあるフラッグが掲げてあります。このフラッグは委員会のメンバーが準備期間中に一つ一つ番号を手刷りで作ったもので、それを各会場の作家さんたちが思い思いの方法で掲げているのですが、掲げ方もそれぞれ違って、そういうところを見るのも楽しみでした。


今回は初の試みとして会期中の三日間、駅前広場に「キッチンカースペース」を設けました。うつわ巡りをする方々がおいしそうに食べている姿をみて、やってよかったなぁと思いました。出店を快諾していただいたキッチンカーのみなさま、ありがとうございました。


パンフレットの中面には協賛していただいた企業やお店の情報を掲載していたのですが、二宮団地を管理している神奈川県住宅供給公社さんにも協賛いただきました。広告には自分がイラストを描いた「二宮団地ビジョンマップ」が使われているので、それもまた嬉しい。


始まってみると、あっという間の三日間。受付のお手伝いもやっていたのですが、「楽しみにしてました!」と嬉しそうにパンフレットを受け取る方が多く(準備中はいろいろと大変なこともありましたが)、地元を盛り上げるイベントに関われてよかったなぁと思います。それでは、また!

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