#252 21世紀の森

【福井尚子・高志】


今回は、神奈川県南足柄市にある「21世紀の森」について書きます。

最近の休日は、娘を連れて近くの公園や施設を巡ることが多く、まだこちらで紹介できていないものも多いのですが、新しいところを開拓したいなぁと思い探してみたところ見つけたのが今回の21世紀の森です。


ここには、「森林館・木材工芸センター及び森林ふれあいセンターが設置されており、

広大な森林の中で森林・林業の大切さを学ぶことができます。」(HPより)


私自身、神奈川県で小学生時代を過ごしたこともあり、足柄山で木に触れた楽しい思い出がありましたので、懐かしい&娘にも楽しんでもらえるのでは、と思い行ってみました。

家からは、車で30分強。ついてみると広大な駐車場があります。(天気の良い土曜日で、我々が最初に到着したのかなと思いましたが、他のお客さんは結局この日最後まで現れず貸切状態で楽しめました)


まず行ったのはの森林館。ここでは、神奈川の森林と林業が紹介されています。実際に林業に従事される方の仕事風景や、服装、道具が展示されていたり、木を育てるプロセスやそのプロセスの中で重要な点などが詳しく写真付きで説明されており、非常に分かりやすい内容でした。


続いては、本日のメイン、木材の工作が楽しめる木材工芸センター。

コロナの影響もあり、切り出しのところはすでにスタッフの方がやってくれており、用意されたキットからの組み立てを楽しめます。

作れるキットはこのようなものがあります。

出典:http://k-mask.jp/21/img/syashin/mokumenuR4.pdf


実際に受付に行ってみると、上の写真にはなかったカスタネットを娘が気に入り、これに決定。小学生未満ということで施設利用料は無料、費用はキット代のみで300円でした。中には立派な工作場があり、スタッフの方の指導の下でいざ開始。道具も全て借りられます。

まずはヤスリで角を落とし、カスタネットのパーツ部分がぶつかる部分に木をボンドではめ込みます。最後にこれをゴム紐で結んで完成。

フェルトを動物の形に切り出して、飾り付けもできます。カスタネットはすごくきれいな木の音が鳴り、娘も大満足。リュックに入れておいても歩くたびにきれいな音がするね、と気に入ってくれました。


最後は自然の森の中を散策。いくつかコースはありましたが、スタンプラリーのコースにもなっている金太郎コースを歩いてみることにしました。

予想よりもアップダウンの激しい自然いっぱいの道。冒頭に書いた通り、広い森の中に私たちだけだったので、このまま遭難したら、、、と若干の恐怖を覚えつつも、途中でお弁当を食べながら奥へと進みます。最終的にはゴール地点まではたどり着けず、その少し手前のところで断念しましたか、緑に囲まれた森林浴、大変リフレッシュした気持ちになりました。

スタンプラリーの景品とアンケートに答えたお礼として、木で作られたクジラと金太郎さんをもらって帰宅。帰りの車でも、この2つとカスタネットを娘は大事そうに握りしめていました。


木に触れ合う工作は、道具の問題だったり危なかったりと、家庭内でやるのはなかなかハードルが高いのですが、キットを用意してもらえることで娘も簡単に完成させることができ、非常に良い体験になりました。キットは色々種類がありましたし、大人向けにもスツール造りなどイベントが開催されていることがあるようなので、また行ってみたいと思います。



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