#221 校庭でどんど焼き

【鈴木純・愛】

こんにちは。ベランダ通勤の鈴木です。

先日、仲良くしているご近所さんから「今日どんど焼きあるよ」というお知らせがありました。1年間の災いを払い無病息災を願うことはもちろん、なにより巨大な焚き火ですからこれは行かねばということで、さっそく行ってみました。

会場は、二宮団地のこども達も通う一色小学校。校庭にどーんとやぐらが組まれていました。このやぐらは地元の人たちで協力して組み上げた、とのこと。中にコンクリート製の芯が土台として入っていて、それも手作りだそうです。


受付で炊き上げてもらいたい正月飾りやお守りなどを預けます。「受付」「みかん」という並びがちょっと謎な雰囲気。例年は通常時であれば火がおさまるまで参加者に豚汁などをふるまっているそうなのですが、今年は感染対策のために豚汁などの代わりに二宮産のみかんを配っているので「みかん」ということでした。産地ならではの風景ですね。


いよいよ点火!


やぐらは燃えやすいもので出来ていることもあり、あっという間に黒く燃え上がります。すごい炎なので少しでも近づくと熱いしちょっと怖いんですが、ぼーっと見ているとなんとなく落ち着きます。


火を使う行事なので、地元の消防団の方々も見守ります。後ろ姿もかっこいいですね。「消」の一文字が頼もしい。


上部の竹飾りも焼け落ちて、火の勢いもなくなってきました。さてこのあとは、いよいよみなさんお待ちかねの時間です。


どんど焼きといえば、という風景です。みなさん持ってきたお団子を焼いています。どんど焼きのお団子は枝に刺して焼くものだと思っていましたが、みなさん針金に刺して輪にしたお団子でした。この形だと、一気に焼けて良いですね。

するめを焼いている方もいました。もはや何でもアリなのか…!と思っていると、例年は、この火でお酒を熱燗にして、するめをアテにしたりもするということを教えてもらいました。それは楽しそうですね…!



火がほぼおさまったところで水をかけ、どんど焼きは終了。火はやっぱりいいですね。


ちなみにやぐらを作る際に共有された設計図がこちら。手描きの設計図ですが、とても丁寧に描かれていて驚きました。


消防団の方々はこちらの消防車で来られていたのですが、写真を撮ってもいいか尋ねたところ「どうぞどうぞ、中も開けていいですよ」というサービスっぷり。さすがに開けることは控えましたが、じっくりと眺めたり撮影したりできました。この消防車はなんと新車だそうです。

いやぁ、働く車はやっぱりかっこいい。火であったまり、無病息災を願い、さらに消防車まで間近でじっくりと見ることができて、大満足です。今年も一年、二宮での暮らしを満喫していきたいと思います。それでは、また!

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