#153 オーガニックのお店「ふたは」

【福井尚子・高志】

ある日、埼玉から母が遊びにくることになりました。

私の母は、自宅で自然食品の店を営んでいます。そんな母と一緒に行ってみたいなと思ったのが、二宮町のオーガニック・量り売りのお店「ふたは」さんです。

二宮駅から線路沿いに10分ほど歩いた住宅街の中に、そのお店はあります。1年ほど前にオープンされたと聞いたのですが、はじめて訪れることができました。

こちらが外観！植物におおわれていて、物語の世界に出てくる魔女のおうちのようです。

店内もとてもかわいらしい様子。

粉類、雑穀、海藻、ドライフルーツ、天然由来の洗剤などなどがずらり並んでいます。

パッケージフリー・プラスチックフリー・フードロス軽減を実現するために、こちらのお店は量り売りが基本です。雑穀や豆類、パスタ、ドライフルーツなどなど、多くのものは瓶に入っています。

できるだけ無肥料栽培・在来種を選択。雑貨類も天然素材のものです。

そうして選び抜かれたものたちは、見ているだけで楽しく、ひとつひとつのものにストーリーがあって、「これはなんですか？」とお店のオーナーさんとお話がはずみます。

お店に並ぶものたちを一通り見た後に、私たちは味噌とはちみつとドライフルーツの試食をさせていただきました。

その中から、甘くておいしい白味噌と、非加熱の春のはちみつ。そしてドライパイナップルを買って帰りました。

パッケージフリーなので、持ち帰り容器の持参がおすすめとのこと。ただ、持ち帰り用の容器も販売されています。私はラッキーにもレンタルの器の余りがあるとのことだったので、器をお借りすることができました。

普段、なるべくオーガニックのものを選んで買い物をしたいと思っていますが、スーパーではなかなか思うようなものが見つからないことも。そんなとき、ふたはさんのようなお店が身近にあるのはとってもありがたいです！

またこちらのお店は、プリミティブな体験ができるアトリエとして役割もお持ちだそう。竹細工や酵母液をつくるワークショップなども開催されています。新しい体験に出会えそうでわくわくしますね。

（お店を覆うツタがきれいに紅葉していました）

自然食品店を営む母も、ふたはのオーナーさんと意気投合。後日購入したはちみつがとってもおいしかったそうで、またふたはに行きたい！と言っていました。

私も二宮町にまたひとつ好きな場所が増えて嬉しいです。